絆(きずな)2018年版・第18号 その2

親の気持ち

東京都品川区
内八重 遥斗(うちばえ はると)くん
(平成二十六年 九月一日生)

内八重 孝真(うちばえ こうま)くん
(平成二十八年 十二月三十日生)

 「やっぱり人形といえば吉德さん」と長男の兜を吉德さんで購入し贈ってくれた両親。ものすごい品数でサイズもいろいろ、選ぶのがすごく楽しかったと言っていましたが、我が家の広さに合った小さいサイズを選んでくれました。それが立派!!金ピカの兜でした。細工も細かくて長男にかぶせてみたら素敵だろうなぁと思い、改めて男の子が生まれたことを実感しました。
 それから二年半後、次男が生まれ、両親がまた兜をと言ってくれたのですが、正直二つあっても…と思い名札だけでいいよと言った私。でも、将来、お兄ちゃんには兜があるのに僕にはないって言われるとかわいそうだからと、次男には鯉のぼりを贈ってくれた両親。ものすごく鮮やかなかわいい鯉のぼり。それぞれの刺繍が一匹の龍になっているのにも感激しました。実は私も祖父に吉德さんでひな人形を買ってもらっているのです。代々吉德さんのお人形。いつか私も孫に吉德さんで初節句のお祝いが買えますように。(母・内八重 美穂 記)

優弦の初節句

東京都目黒区
古旗 優弦(ふるはた ゆづる)くん
(平成二十八年 七月二十五日生)


 私達の許に元気な男の子が誕生し、「優しく、弓の弦のように真っ直ぐで、時には柔軟に物事に対応出来るような大人になって欲しい」と願いを込めて「優弦」と名付けました。
 五月人形は主人の実家から贈っていただきました。初めから「吉德さんで購入する!」と決めていて、一度下見に行った時も店員さんが丁寧に対応して下さいました。後日、改めて主人と見に行き、二人で気に入った物を見つけることが出来て、とても嬉しく思います。
 優弦がすくすくと成長してくれることを祈って、毎年飾っていきたいです。この度は本当にありがとうございました。(母・古旗 照代 記)

強く 賢く 逞しく

埼玉県草加市
鳥井 新太(とりい あらた)くん
(平成二十八年 八月九日生)


 昨年、我が家に十年ぶりに赤ちゃんが誕生しました。長男の新太(あらた)です。八か月目になり初節句を迎えました。
 長女の初節句の時にお雛様を吉德大光さんで買わせていただいたご縁もあり、母が育児で忙しい私達に代わって浅草橋の本店へ兜を見に行ってくれました。。
 母から話を聞いたり、カタログのお写真を見たりしながら迷っていましたが、やはり実際の兜を見てみたくなり、十年ぶりに吉德さんへ向かいました。
 お店では本物を目の前に兜の迫力や繊細さにふれ、楽しませていただき、平安一水さん作の京甲冑に決定しました。同時に鯉のぼりも選んでとても賑やかな初節句になりました。
 赤ちゃんの新太は、やがてこの写真を目にして初節句の様子を知るのですね。
 強く、賢く、逞しく、元気に育ちますように。兜に願いをこめて飾ります。(母・鳥井 美和 記)

素敵な初節句

東京都文京区
井上 颯人(いのうえ はやと)くん
(平成二十七年 八月二十九日生)


 第一子となる息子・颯人の初節句に立派な兜をと、浅草橋へ向かいました。何軒かお店をめぐりましたが、なかなか気に入った兜に出会えず、最後にお邪魔したのが吉德浅草橋本店でした。
 家を出てから既に何時間もたっており、颯人がぐずり始めていたのに、吉德さんの兜を見たら興味津々。触ろうと手を伸ばしていました。対応してくださった店員さんも本当に親切で、あれこれと私たちがする質問に一つ一つ丁寧に答えてくださり、吉德さんでの購入を決めました。
 実は私の初節句にと、私の祖母が買ってくれたお雛様も吉德さんのもの。今回、私の母が息子に吉德さんの立派な兜を買ってくれたことで、親子二代の絆も感じることが出来ました。
 当日は家族みんなでお祝いし、颯人もちまきをぶんぶんと振り回し上機嫌でした。この兜のように、身体も心も強く育ってほしいと願いつつ、毎年大切に飾っていこうと思います。(母・井上 紗弥香 記)

感謝の初節句

岡山県岡山市
香川 遼(かがわ りょう)くん
(平成二十七年 八月二十九日生)


 昨年、とても素敵な親王飾りを吉德さんで購入したので、五月人形も吉德さんのものと決めていました。
 カタログをお送り頂き、私も夫も同じ兜が気に入ったので、後日、浅草橋本店にお邪魔しました。
 店内はとても賑わっており、数多くの展示品を一通り見た後、お目当ての兜を購入しました。
 授乳室が設置されているので、とても助かりました。
 四月に岡山へ転居となり、夫の実家が近くなったので、初節句のお祝いには兜を持って行きました。
 実家では、7メートルもある竹を用意して、五十年振りに夫の鯉のぼりを揚げてくれました。
 高齢の両親の心遣いに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 娘と息子に会うのを心待ちにしていた祖父母に出来る限り孫の顔を見せて、恩返しが出来たらと思います。(母・井上 紗弥香 記)

我が家の初節句

千葉県千葉市
熊野 喜一(くまの きいち)くん
(平成二十八年 十月八日生)


 平成28年10月4日、私たちのもとに待望の長男が誕生しました。予定日ちょうどに元気な産声をあげた我が子はすくすくと成長し、生後7か月で初節句を迎えました。上品さの中にも、堂々と強さを感じる兜を息子には用意してあげたいと思い、主人と義母と共に探し始めました。
 吉德さんには何度か伺いましたが、店員さんに下見の時から親切に接客して頂いたのがとても印象的で、とても気に入った兜を選ぶことができました。
 兜は主人の両親が、鯉のぼりは私の両親が贈ってくれました。初節句のお祝いは、両家の家族を招いて、ささやかですが和やかなお祝いをする事ができました。家族みんなが息子を想ってお祝いしてくれた事に、感謝の気持ちでいっぱいです。
 これから息子の成長を共に見守ってくれる兜を、毎年心を込めて大切に飾り続けていきたいと思います。息子が健やかに、優しく強い男の子に育ってくれる事を願って…。(母・熊野 なつみ 記)