絆(きずな)2014年版・第14号 その1
大好きなお雛様
東京都文京区
梅田 麻衣子(うめだ まいこ)ちゃん
(平成二十二年九月二日生)
我が家の待望の長女・麻衣子は、小柄に生まれましたが、その後、健やかに育ってくれ、とても優しく明るい子に成長してくれています。
今日まで、お雛様を調えてあげることが出来ず仕舞いでしたので、娘自身が分かる頃になってから、一緒に選びに行こうと決めていました。
娘が二歳半となった二月の寒い日、主人と私と娘の三人で、仲良く手をつないで、浅草橋の吉德さん本店へ向かいました。店内は素敵なお雛様ばかりで、迷ってしまい決めかねていた中、ベテランの店員さんに薦められた「江都みやび」に一目惚れし、即決しました。お顔の美しさはもちろんのこと、伝統的で気品があり、壮麗な雰囲気が素晴らしいです。娘も、西陣織のお衣裳が、自身の好きな淡い優しい色合いなの
で、特に気に入っています。また、ひな祭りの日まで、毎朝起きるとお人形に「おはよう」と挨拶したり、話し掛けたりと、大変な可愛がりようでした。
ひな祭りは、華やかなお雛様を囲んで、親子三人で、ゆっくりと楽しくお祝いをしました。娘の中で、お雛様にまつわる思い出が沢山出来ていくことを、とても幸せに感じています。
(母・梅田 まち子 記)
みんなでお祝い初節句
千葉県船橋市
石栗 優芽(いしくり ゆめ)ちゃん
(平成二十四年一月六日生)
平成二十四年一月六日「優芽」が誕生しました。真っ赤な顔に大きな泣き声、元気いっぱいの女の子でした。
初節句を迎えるにあたり「やはりお雛様は顔がいいのが一番だよね」と主人と話し合い、両親と浅草橋の吉德さんにうかがいました。
どのお雛様も素敵でしたが、三段飾りの蒔絵が素晴らしく、優しいお顔、美しい衣裳のお雛様に決めました。家に届いたお人形を飾ってみて、本当に素敵で惚れ惚れ。娘もニコニコでした。
当日は、両親と主人の祖母、叔父叔母と一緒に、賑やかで暖かい初節句を迎えることができ、感動の気持ちでいっぱいです。
これからも、娘の健やかな成長と幸せを願い、毎年お節句のお祝いをしたいと思います。大きくなった娘と一緒に、お雛様を飾る日を楽しみにしています。
(母・石栗 智香子 記)
素敵な初節句
長野県下高井郡
湯本 伊沙奈(ゆもと いさな)ちゃん
(平成二十四年二月三日生)
平成二十四年二月三日に長女「伊沙奈」が誕生しました。両家にとって初孫ということで、皆から可愛がられ大病することなくすくすく成長しています。
私の両親からお雛様をプレゼントしてもらうことに。浅草橋のお人形屋さんへ娘と母と三人で見に行きました。吉德さんはベビーカーで行っても不自由なく見ることが出来、子連れとしては本当に助かりました。お人形は私のお雛様が京雛だったので、京雛が良いなと思っていましたが、全く知識がなく困っていると、スタッフの方がイメージ出来る様にと気に入ったお顔のお人形を雛段に並べ、それに合わせて小物も飾ってくれました。母も私もお人形さんのお顔がとても気に入り、大満足なお雛様を購入することができました。
初節句当日は、我が家で両家が集まり賑やかに過ごしました。お雛様があるとこんなにも華やかになるのですね!娘もお雛様に毎朝ペコッとご挨拶して喜んでいました。毎年飾るのが楽しみです。
(母・湯本 貴美 記)
すてきな初節句
東京都板橋区
内田 真愛(うちだ まな)ちゃん
(平成二十四年二月八日生)
昨年二月、よく晴れた日のお昼頃、待望の長女、真愛(まな)が誕生しました。お目目ぱっちりでしぐさがかわいい、とよく言われる、自慢の娘です。
そして迎えた初節句、主人の両親が雛人形を贈りたいと浅草橋の吉德さんへ下見に出かけました。そこで出会ったのが、美しい漆塗りの台に、美しく仏様のように穏やかな顔のお雛様です。お道具もひとつひとつ手が込んでいて、引き出しや鏡でそのうち真愛が遊ぶかもしれないね、と話していたら、店員さんが、衣裳も一枚一枚着せているんですよ、と説明してくださり、その場で即決しました。連れて行った娘も抱っこされて沢山の雛人形を見られてうれしかったのか、足をバタバタさせて大はしゃぎでした。
雛人形を飾ると、部屋の中が華やかになり、素敵なお雛様を囲んで雛祭り当日は夫婦両方の祖父母が集まり、みんなで賑やかに初節句をお祝いすることができました。孫の成長を喜んでくれる両祖父母にも感謝し、これからも娘の健やかな成長を願い、毎年お雛様とともにお祝い
するのが楽しみです。
(母・内田 充絵 記)
笑顔の花咲くひな祭り
埼玉県さいたま市
白井 咲帆(しらい さほ)ちゃん
(平成二十四年二月八日生)
昨年二月に誕生した咲帆。一歳を迎えた今年初節句のお祝いをしました。長男の鎧兜も吉德さんで購入したのと、お雛様は優しい表情のものが良かったので、父と一緒に吉德さんに行きました。すると、たまたま応対してくださった方が長男の時にお世話になった店員さんで、とても親切にして頂いたので運命を感じてしまいました。たくさん並ぶお雛様…どれがいいか迷っていましたが、とても綺麗な桜の衣裳がパッと目に飛び込んで来てすぐに一目惚れしてしまいました。咲帆の名前は笑顔がいっぱい咲くようにと「咲」の字を使ったので、衣裳や屏風に桜が華やかに咲く、優しい表情のこのお雛様にしました。三歳のお兄ちゃん奨眞もとても気に入ってくれました。
三月にはお雛様、五月には鎧兜を飾り毎年家族みんなで笑顔をいっぱい咲かせてお祝いできることがとても幸せです。
(母・白井 梨絵 記)
お姫様とお雛様
千葉県我孫子市
大熊 日葵(おおくま ひまり)ちゃん
(平成二十四年二月十七日生)
我が家のお姫様、長女・日葵(ひまり)が誕生して十ケ月、初めてのお正月を迎え、実家の母親と一緒に娘にピッタリのお雛様を探しに浅草橋へ向かいました。日葵という名前は、大輪を咲かせる向日葵のように、いつも明るい笑顔で力強く育って欲しいという想いから名付けました。日葵の名前に合う様な明るさと力強さ、加えて気品溢れるお顔と衣裳を求めて各店を回りましたが、比べれば比べる程吉德さんのお雛様のお顔が際立ち、店員さんの親切・丁寧な説明もあって、最後は迷わず決める事が出来ました。一月の大安吉日にお雛様は我が家にいらっしゃいました。お雛様の気品と優しさに溢れるお顔と、樋泉円作の素晴らしい手仕事の数々とを感じながら丁寧に飾り付けを行い、改めて吉德さんで決めて良かったと思った次第です。
三月三日は楽しくお祝いすることができました。これからも毎年気品と優しさに溢れたお雛様に見守られ、娘が明るく強く大きく成長していくことを願っています。
(父・大熊 知顕 記)
みんなでお祝い初節句
神奈川県横浜市
吉田 遥花(よしだ はるか)ちゃん
(平成二十四年二月二十九日生)
予定日が過ぎても何の変化もなく緊張の日が続きましたが、平成二十四年二月大雪の日、無事長女が誕生しました。家に戻ると梅の花が咲いていて、春を感じ心が明るくなったので、花の字を使い「遥花」と名付けました。
男の子の節句も賑やかで楽しいのですが、お雛様を飾ることにも憧れていました。色々なデパートや展示場を回り多くのお雛様を見ているうちに、吉德さんの雛人形が上品で素敵だなと感じました。最後はトレッサ横浜の吉德さんに行き、イメージ通りの上品で素敵なお雛様に出会いました。特に春らしい淡い桃色の屏風は遥花の雰囲気にピッタリでした。
大安吉日に、興奮する子供達とお雛様を飾ると、家の中が明るく華やかになりました。当日は、両親と楽しくお祝いをしました。
これから毎年、素敵なお雛様を飾りお祝い出来ることを大変嬉しく思います。本当に素敵なお雛様に巡り会えて良かったです。
(母・吉田 香代子 記)
二回目の初節句
東京都千代田区
前田 果穂(まえだ かほ)ちゃん
(平成二十四年三月一日生)
ひな祭りの二日前に長女が誕生し、本当の初節句は病院で、長男が保育園で手作りしたお雛様を飾り、家族と一緒にお祝いをしました。
なので、お雛様の購入は考えていなかったところ、十二月の大安に、義母からのお誘いで、浅草橋の人形店へ探しに行く事に。先ずは飾る場所を考え、小さくシンプルな親王飾りにしようと決め、お顔をじっくり見比べながら数店回り、結局は長男の着用兜でも大満足だった吉德さんに決定。十二月ということで作品が出揃っていなかったものの、女雛の衣裳がとても深みのある色彩で、また一見見落としがちな男雛にまで本仕立の衣裳を丁寧に着せ付けた作品に一目惚れ。屏風も落ち着きのある光沢で、全体的な雰囲気が大変気に入り、二月の大安に届くように購入予約。
一月に入り今回購入した女流作家さんが吉德さんで製作実演をする事をネットで知り、運命を感じ、母と一緒に浅草橋本店へ。直接お会いして更に思い入れが深くなりました。三月一日に、両家の家族が集ま
り、ちらし寿司とケーキで、一歳のお誕生日&二回目の初節句のお祝いをしました。
このお守りの雛人形は、両家の父と母からの贈り物です。これから毎年、娘の健やかな成長と幸せを祈り、大切に飾っていきます。
(母・前田 薫 記)
すてきな初節句
千葉県いすみ市
端 愛海(はた まうな)ちゃん
(平成二十四年三月二十七日生)
平成二十四年三月二十七日、愛海は産まれました。愛海の雛人形は両親が十二月の方がゆっくりと見られるからと、浅草橋へみんなで行きました。父は愛海をずっと抱っこしニコニコしながら見ていました。吉德さんの立姿雛の前で足が止まりました。両親も姉も一緒でした。家に帰り主人にも話し吉德さんの立ち雛に絞りもう一度浅草橋のお店へ。私は何かに引き寄せられるかの様にひと組の立姿雛の前へ。優しいお顔に素敵な衣裳、屏風、目がくぎづけになり心をうばわれ、全員一致ですぐに決まりました。
届いたお人形は何度見てもうっとり。主人もとても喜んでいました。娘も私達も両親も笑顔にさせてくれる素敵な人形と一緒に初節句を過ごせとても幸せです。来年からは娘と一緒に飾る楽しみが増え、ひなまつりが今から楽しみです。
(母・端 梨沙 記)
我が家のお雛様
東京都大田区
田村 仁美(たむら ひとみ)ちゃん
(平成二十四年三月三十日生)
「顔がいのちの吉德」このコマーシャルが流れると、三歳の長女美樹はこうしゃべり出す。「ミキのお雛様(のお店)だ」と。
平成二十四年三月三十日、我が家に次女仁美が生まれた。愛らしいアイドルの誕生に、最初はとまどい、焼き餅を焼いていた美樹であったが、今ではすっかりお姉さんである。仁美の初節句が近づき、お雛様を購入した浅草橋本店の吉德さんで、「仁美」の名入れ木札を作成してもらった。三月生まれの仁美にとって、初節句は一歳のお誕生が近いが、お雛様を飾ってもこれといった反応はまだない。代わりに喜んだのは美樹であった。お雛様をうっとり眺めては「可愛い」「嬉しい」と言う。こんなお雛様を喜ぶ姿を見て、吉德さんのお雛様にしてよかったと改めて思った。これからは、美樹と仁美、姉妹で仲良くお雛様を楽しんでくれることだろう。
初節句のお祝いは、両家の両親が集まり、賑やかに楽しい時間を過ごした。私たち家族に温かく手を差し伸べてくれる両家の両親に感謝すると共に、美樹と仁美の健やかな成長を祈るばかりである。
(母・田村 友子 記)