絆(きずな)2017年版・第17号 その2
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我が家の五月人形
東京都練馬区
金 一輝(こん かずき)くん
(平成二十七年 七月二十四日生)
平成二十七年七月二十四日、我が家に待望の長男・一輝が誕生しました。私たちにとって「一番輝く宝物」という想いを込めて名付けました。
初節句に向けて、知人にも薦められた吉徳浅草橋本店にお邪魔しました。四時間以上かけて閉店時間も過ぎてしまいましたが、店員さんから親切丁寧に一つ一つ説明していただきました。どれもこれも素敵なものばかりで最後の最後まで悩んでしまいましたが、当初の目的「真田幸村の赤備えが欲しい」という私の気持ちを後押ししていただき購入を決めました。
後日自宅に届き部屋に飾ると、お店で見た時以上に立派で大きく見え、この甲冑にして良かったと改めて思いました。一輝にはこの甲冑のような真っ赤に燃える熱い男に育って欲しいと思いました。
家族皆で楽しく初節句のお祝いもできました。毎年大切に飾っていきたいと思います。(父・金 成一郎 記)
悠絆が繫いでくれる『絆』
千葉県柏市
石郷岡 悠絆(いしごうおか ゆずき)くん
(平成二十七年 八月十六日生)
今年、初節句を迎えた息子の名前は悠絆(ゆずき)といいます。私の実家では初の男孫。主人の実家では六番目の男孫です(笑)。
吉徳大光さんのコミュニケーション誌『絆』は悠絆の名前に通じるものがあり、とても嬉しく思いました。といいますのも、私の子供の時のひな人形はもちろん、私の姉のひな人形や姉の子のひな人形も、全て吉徳大光さんのものだからです。
母が吉徳大光さんのお人形が好きで、今回の兜も私の両親に買ってもらうことが決まったときには、吉徳大光さん以外は考えませんでした。
家族や周りのみんなと絆で繋がっている・これからも繋がるようにと名付けた名前ですが、それが吉徳大光さんとも代々引き継がれて繋がっていると思うと感概深いものがあります。
悠絆が大きくなって結婚して子供が出来たら、私もその孫にぜひ吉徳大光さんの兜やお人形を贈りたいと思っています。みんな悠絆の事が大好きです!!
これからも多くの人に愛される子になりますように☆(母・石郷岡 香 記)
すてきな初節句
千葉県柏市
山名 大地(やまな だいち)くん
(平成二十七年 八月十九日生)
切迫流産で三ヶ月間安静が続きましたが、その後は予定通りの出産でした。
五月人形は夫の両親からということで、下見に行った後は好みを伝えた上でお任せ。数日後の大安吉日、届いた鎧兜は寅年の祖父にちなんで虎の描かれた扉風に彩り豊かな甲冑。大きすぎず作りも丁寧でイメージにびったりの素敵なものでした。
長女の初節句のお祝いの時と同じく、両家の両親も集まり、大地も家族みんなも大喜び。笑顔いっばいでのお祝いでした。両親たちはいつも温かく見守ってくれ、感謝の気持でいっぱいです。
来年以降、鎧兜に興味を持って触れてみたり、興奮して走り回ったりする姿を想像しています。強く優しく元気に育って欲しいと願っています。そして、感謝の気持を忘れずに。(母・山名 寿江 記)
佳德の初節句
東京都町田市
東 佳德(あずま よしのり)くん
(平成二十七年 八月二十九日生)
平成二十七年八月二十九日に男の子が誕生しました。他界した父と祖母に、息子の顔を見せてあげられなかったことは、とても残念でなりません。
八ヶ月日の初節句に、私の母の弟にあたる叔父が、五月人形を贈ってくれました。立派な鎧高床台飾りでした。
叔父にお礼の電話をしましたら、
「赤ちゃんの顔を見たら立派な物を買いたくなってしまい、人形の老舗 吉德本店で、一日で決めた」と言われました。また、「店員さんに名札の佳德の德を間違えないで欲しい」と念をおしたら、「吉德と同じ旧漢字の德ですから決して間違えませんと言われた」と、笑っていました。
佳德の健やかな成長を願い、主人の両親と親戚を招いてお祝いをしました。姉が贈ってくれたベビー用の羽織袴を着て、兄の贈ってくれたおむつケーキを飾り、大勢の親戚に囲まれて佳德も上機嫌でした。(母・東 季子 記)
兜にこめた願い
北海道石狩市
藤吉 航平(ふじよし こうへい)くん
(平成二十七年 十月八日生)
結婚十年目に、私たち夫婦は待望の男の子を授かりました。兜の用意は、きちんとしたお店がいいねと、なじみの通りに面した吉徳さんに出掛けました。
並んだ兜やお人形の多さに、はじめは少し迷いました。兜の作りや素材のお話を聞いたあと、すすめてくださったのが平飾りの兜。一目で気に入りました。全体の形も美しく、金色の鍬形や屏風は落ち着いた光沢がすてき。おどし糸の若草色は我が家のテーマカラーです。これしかないね、と夫もすぐに賛成!
初節句には両家の祖父母も集まり、お赤飯やお寿司でお祝い。息子はちょっぴり人見知りの緊張顔でしたが、夫のこども時代のエピソードも飛び出し、思い出の一日になりました。
これからの息子の成長をともに見守ってくれる兜。毎春、願いを込めて飾ります。息子がこれからもすくすくと元気に育ち、幸せな一生を送りますように…!(母・藤吉 真里奈 記)
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