絆(きずな)2020年版・第20号 その1
すみれの雛祭り
埼玉県志木市
仲 純麗(なか すみれ)ちゃん
(平成三十年 二月七日生)
平成三十年二月七日、我が家に三人目の子、次女純麗が誕生しました。妊娠中は切迫早産で自宅安静&入院となり、出産までは落ちつきませんでしたが、先生やまわりの予想をよい意味で裏切り、今までで一番長く三十七週までお腹にいてくれました。
昨年は二月生まれのすみれの雛人形を選びに行くのが大変だったので、今年雛人形を用意しました。我が家は上の子二人の節句人形が吉德さんで購入したものだったので、すみれの雛人形選びも吉德さんに見に行きました。色々見て、長女の人形シリーズとは別のものをと迷った結果、すみれには立姿雛を購入。
長女のものと一緒に並べてみると雰囲気も違いこちらを選んで良かったと思っています。まだ、うまく話も出来ないすみれですが、長女、長男の様に「私の雛人形」「僕の兜」と喜んで話をしてくれるよう元気に成長していって欲しいと思います。
(母・仲 由紀子 記)
茉優のお雛様
神奈川県相模原市
長平 茉優(ながひら まゆ)ちゃん
(平成三十年 三月三十一日生)
平成三十年三月三十一日、予定より数日早く私達夫婦に待望の第一子が誕生しました。
私達夫婦の名前を一文字ずつ取り、茉優と命名しました。「茉」はジャスミンの花を連想する漢字であり、優しい子になるようにという思いをこめました。
子育てに追われる日々で、あっという間にお正月を迎えました。年が明けて、吉德の浅草橋本店さんを訪ねました。店内に入ると、素敵なお雛様がたくさん展示されていて、圧巻でした。また、店内は授乳室、子供の遊び場が完備されていて、安心してじっくりとお雛様を選ぶことができました。ベテラン店員さんのアドバイスを受けながら、最終的には主人が一目ぼれしたお雛様に即決しました。上品で優しい顔立ちのお雛様です。
我が家にお雛様が届いた頃、主人の海外赴任が決まりました。雛祭り当日は、海外への引越準備やらで特別な事はできませんでしたが、お雛様の前で記念写真を撮りました。お雛様が我が家のリビングに飾られていた間は、室内の雰囲気が明るくなり、心も和やかになりました。
来年からの数年間は海外での雛祭りです。娘の健やかな成長を願うと共に、娘に日本の伝統文化を伝えていきたいと思います。そして、素敵なお雛様を贈ってくれた両親に感謝です。大切にしていきます。
(母・長平 麻紀 記)
娘の幸せを願って
東京都江戸川区
野川 眞白(のかわ ましろ)ちゃん
(平成二十九年 四月十四日生)
平成三十年四月八日、待望の第一子・娘の眞白が誕生しました。長年待ち望んだ子供。育児は大変ですが、毎日の成長が愛おしく、幸せに満ち溢れています。
私が両親にしてもらったように、季節の行事を大切に、娘にも伝えていきたいと思い、初節句の事を考えていた時に、丁度両親からお雛様を購入してあげたい旨をいただき、即、主人とお雛様を見に行くことにしました。
知人に色々と聞いて、浅草橋へ。数店見てまわり、最後に吉德さんへ入りました。店員の方が、つかず離れずの距離で、こちらが質問するととても丁寧に答えて下さいました。そして、やはりお顔が命の吉德さん、他店でもかなりの数のお雛様のお顔を見てまわりましたが、どこよりも美しく、凛としたお顔と佇まいに主人も私もこちらで購入しましょうと即決でした。
大安の日に届けていただき、立春の日に飾ると娘は指をさしてニコニコしてとても嬉しそうに。その姿に、私も主人も目尻が下がりっぱなしでした。
「幸せのかたち」の象徴でもあるお雛様。娘の輝かしい未来を祝福し、成長を見守ってくださいますように。吉德さんとご縁があって素敵なお雛様と出逢う事ができ、本当に良かったです。ありがとうございました。
(母・野川 優子 記)
凜の初節句
神奈川県横浜市
山口 凜(やまぐち りん)ちゃん
(平成三十年 五月一日生)
平成最後の五月一日に「凜」が誕生しました。娘の成長は、あっという間で十ヶ月となり、初節句を迎えました。第一子ということもあり、行事はきちんと行いたい気持ちがありました。
元々私の実家には吉德さんの雛人形があり、両親は顔が可愛くて吉德さんを選んだと言っていました。
最初は、何を見て雛人形を選べばいいかもわからず、色々なお店を回るものの決めかねていました。しかし、見ていくうちに、私も両親と同じく、吉德さんの雛人形の顔が可愛いと思い、下見にも行っていたトレッサ横浜店にお邪魔しました。
店員さんが親切に展示してあるものを近くで見せてくださり、衣裳の刺繍や木彫りの手など細部も見ることができました。そして、これだと思う優しい顔の雛人形を選ぶことができました。小さい頃は何気なく見ていた雛人形でしたが、いざ飾ってみると今になって改めてその良さを感じることができました。
部屋に飾るスペースを考え、雛人形の購入を迷う気持もありましたが、こうして娘のために購入して本当に良かったと思っています。こういうものはご縁だと私の母が言っておりましたが、気に入る雛人形に出会えて、よいご縁にとても感謝しています。娘が成長して、一緒に飾る日が今から待ち遠しいです。
(母・山口 美紗子 記)