絆(きずな)2025年版・第25号 その1
美しいお雛様と愛する子ども達
茨城県龍ヶ崎市
吉澤 杏美(よしざわ あみ)ちゃん
(令和五年十一月二日生)
令和五年十一月二日、予定日を過ぎ、第一子より時間をかけて我が家に第二子の女の子が産まれました。
桃の節句が近づき、長男の節句飾りを購入した時と同様に浅草橋本店に伺わせていただきました。お店に入ると長男の時担当してくださった店員の方がいらして、「ほっ」と安心しました。長男の時にとてもお気に入りの兜に出会えていたからだと思います。今回もお雛様を選ぶポイントを教えて頂き、いろいろとご相談させて頂いた後に「このお雛様が良い!」というお人形に出会えました。飾る際の私のお雛様とのバランスも考えてくださりとても嬉しかったです。
お祝いの日はお雛様の衣裳に合わせて、子どもの装いもパステルナチュラルに誂え、お祝いをしました。これから毎年お気に入りのお雛様に会えるのが今から楽しみです。大切に飾ります。ありがとうございました。
(母・吉澤 美緒 記)
笑顔が戻った初節句
千葉県松戸市
髙橋 瑠佳(たかはし るか)ちゃん
(令和六年一月十七日生)
今日のこの日は感慨深くとても幸せな初節句を迎えることが出来ました。妊娠後期にくも膜下出血を発症し帝王切開の末、命懸けで生まれた瑠佳ですが、ママは厳しい入院中とあって初節句は延期かと迷いました。でもママは瑠佳を抱っこしたい一心でリハビリも後遺症も上手く切り抜け退院することとなり、なんとしても初節句のお祝いをしてあげたいと間近になって家族総出で探し始めました。
急で形だけでも髙橋家にとって華やかなひな祭りにしたい…ひな人形といえば「顔がいのちの吉德」。お電話をしたところまだ間に合うと伺い本店へ向かいました。
理由は話しませんでしたが閉店時間間際にもかかわらずすごく親切で梱包の細かい部分まで丁寧にしていただきました。
ひな祭りの前に揃えて間に合わせてくださった心遣いに胸がいっぱいになりました。直前に巡り合った親王雛飾りはすごく優雅で可愛らしく誇らしい…思わず歌い出しました。
私たち家族の心にもあたたかく染み渡り伝統の素晴らしさに触れ、みんなも笑顔にしてくれました。お人形の有難みを強く感じ仕合わせを楽しめました。本当にありがとうございます。
瑠佳はこの雰囲気にきょとん顔でしたがこの日のために用意した白いレースのドレスを着て親子で記念撮影。いつもと違うことに気が付いたのか、少しはにかんでママの顔をじーっと見つめていました。
家族にとって忘れられない最高のひな祭りになりました。
(祖父・髙橋 敏明、祖母・髙橋 敏子、叔母・髙橋 晟 記)