絆(きずな)2014年版・第14号 その3
愛娘と家族の絆
東京都中野区
窪寺 真葡美(くぼでら まほみ)ちゃん
(平成二十四年七月十九日生)
平成二十四年七月十九日の早朝、元気な産声と共に天使の様な笑顔で舞い降り、神様が授けてくれた愛娘に真葡美と命名した。初めは大好きなキャラクターをと話していたのだが、一生の宝にして欲しく、自分達が出来る全てをと、乾坤一擲の思いで歴史ある吉德へ足を運ぶや、様々なお雛様が出迎えてくれた。
親切なスタッフに教わり、それぞれのメリットやデメリットを考慮し、衣裳が綺麗で優しさを感じるお雛様の一対が並ぶ雛壇に決めた。仕事上、前倒しで初節句をする事になった。当日はお寿司やケーキでお祝いし、家族の絆を確かめ合いながら雛壇を囲み、カメラのファインダーと心のファインダーに一生の思い出を刻み込んだ。真葡美も見とれており、親として感無量である。これから何年間、この家族でお祝い出来るかわからないが、家族の絆を大切にする意味も含めて生涯を共に歩んで欲しいとしている。
(父・窪寺 真師 記)
柚羽の初節句
東京都板橋区
西嶋 柚羽(にしじま ゆずは)ちゃん
(平成二十四年七月二十一日生)
昨年七月二十一日に長女・柚羽が生まれました。少し小さく生まれましたがとても元気でよく遊び、毎日慌ただしく過ごしています。一月下旬、桃の節句に向けて雛人形を買ってあげたいと思いましたが「すぐには決められないから、取り敢えず一度見に行こう」と、夫と娘と三人で見に行きました。
雛人形といえば浅草橋。浅草橋には沢山の店がありましたが特に目に留まるものはなく、最後に訪れたのが吉德さんでした。お店の方に吉德の人形の顔や衣裳の着せ方等とても詳しく説明していただき、一つの雛人形に出逢いました。素敵な加賀蒔絵の台に桐胴・本着せ付けの西陣製の衣裳を着た優しい顔のお人形が映えて、夫も私も一目で気に入ってしまいました。「お人形との出会いは一期一会、明日出会いがあるかは分かりません」というお話を聞いて、下見に来ただけのつもりがすぐに購入してしまいました。
初節句には両家の家族も集まり、選んだ人形をとても気に入ってくれていました。吉德さんと雛人形との一期一会の出会いに感謝です。
(母・西嶋 久美子 記)
感謝いっぱい初節句
東京都葛飾区
德永 陽莉(とくなが ひまり)ちゃん
(平成二十四年七月二十七日生)
二○十二年七月二十七日、待望の娘が誕生しました。ひまわりのように元気に明るく、陽だまりのように優しく暖かい子になりますようにと「陽莉・ひまり」と名付けました。
陽莉のお雛様を探しに年末から浅草橋に行きました。お人形のお顔を一番に何軒かまわり、吉德さんに出会いました。優しく暖かいお顔、昔ながらの魔除けの赤毛氈、三段でも迫力のある大きめのお人形。店員さんも丁寧に説明してくださり、とても素敵なお雛様をお迎えできました。
初節句は夫の実家に両家が集まりお祝いしました。立派なお雛様に両親も大変喜んでくれました。家族みんなにお祝いしてもらい、とても素敵な初節句になりました。
お雛様を素敵に飾りお祝いの席を用意してくださった夫のご両親、雛人形を贈ってくれた私の両親、幸せになれるお雛様に会わせてくださった吉德さん、本当に感謝です。
(母・德永 景子 記)
すてきな初節句
埼玉県所沢市
関根 涼花(せきね すずか)ちゃん
(平成二十四年八月二十日生)
平成二十四年八月二十日、我が家に待望の長女が誕生しました。
お雛様は羽子板を購入した際、大変親切にしてくださったモラージュ菖蒲の吉德さんと決めて母と見に行きました。店長さんが私たちのことを覚えていてくださり、丁寧にそれぞれのお雛様について説明していただけたことが嬉しかったです。その中で目に止まったのが「花ひいな」。優しいお顔のお雛様と美しい桜の屏風。
部屋に飾ったら春らしく明るい印象になると思い購入し、両親と賑やかにお祝いをすることができました。そしてずっと気になっていた私のお雛様。ガラスケースが破損して長らく飾ることができなかったのですが、娘の雛人形を購入したことで私もこのままではいけないと思い、吉德さんへ相談。ケースの用意とお人形のメンテナンスも快く引き受けてくださり現在修理中です。吉德さんのおかげで祖母が用意してくれた私の大切なお雛様も美しく蘇ると思うと、心が晴れ晴れとしました。
来年は娘の雛人形と一緒に飾れることを今からとても楽しみにしています。ありがとうございました。
(母・関根 すみえ 記)
すてきな初節句
千葉県千葉市
深山 れいな(みやま れいな)ちゃん
(平成二十四年八月二十三日生)
本当に嬉しいです。平成二十四年八月二十三日晴れ。待望の長女れいなが誕生しました。予定日よりも七日遅れて誕生しましたが元気いっぱいに育っています。吉德様との出会いは私が祖父母から
七段飾りのお人形をいただいた時です。幼い頃、お人形によく見とれ年齢を重ねるたびに気品のあるお人形に感動したのを覚えています。そして今度は娘のれいなのために両親が浅草橋の吉德様で素敵な段飾りを購入してくれました。なんとも上品で優美なお顔にとても感動しています。三月三日に親戚の人も招いてお祝いをしていただき、れいなもとても喜んでいました。楽しさ一杯の豪華な段飾りのように幸せな一日を過ごさせていただき、来年もまたお人形に会える日が楽しみです。
すばらしいお人形を作ってくれた吉德様と、そのお人形を我が家に届けてくれた両親に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございます。
(母・深山 しのぶ 記)
ひな人形と顔
埼玉県東松山市
内田 明里(うちだ あかり)ちゃん
(平成二十四年八月二十八日生)
平成二十四年八月二十八日、次女・明里が誕生しました。我が家にとって三歳上のお姉ちゃんに続く女の子です。長女・樹里の時の様に両家の母が、年明けの一月浅草橋本店で選んできてくださいました。二月、いよいよ「お雛様」が我が家にやってきました。柿沼東光さんの「光の詩」という作品でお衣裳の優しい色合いといい、ふっくらとしたお顔は明里と重なるようで一目で気に入りました。お部屋がパッと華やぎ、長女は自分のお雛様と明里のお雛様を毎日嬉しそうにながめています。
これからも二人のすこやかな成長を祈りつつ、毎年しっかり飾り続けたいと思っています。素敵なお雛様を娘達のために用意してくださり、本当にありがとうございました。
(母・内田 あい 記)
すてきな初節句
神奈川県川崎市
西村 楓(にしむら かえで)ちゃん
(平成二十四年九月四日生)
出産前はよく夫婦で山に登っていました。美しい日本の風景に触れ、中でも、瑞々しい新緑も、赤や黄に色づく紅葉も美しい、楓の木が好きでした。
昨年夏に待望の娘が産まれ、「若いときも歳を重ねても、日本的な心身の美しさを持った幸せな人生を送って欲しい」と思い「楓」と名付けました。楓の為に、これでなければと思える雛人形には、なかなか巡り会えませんでした。そんな中、浅草橋の吉德さんで気品あふれる京雛に出会い、ひとめで気に入りました。スタッフの方の説明はとても丁寧で、お人形への愛情が感じられました。
初節句の当日は、お祝いのちらし寿司を作り、楓も初めて10倍がゆを食べました。見れば見るほど美しいお雛様を、成長していく楓と共に、末永く大切に飾っていきたいと思います。
(母・西村 麻子 記)
すてきな初節句
東京都荒川区
相葉 える(あいば える)ちゃん
(平成二十四年九月十八日生)
平成二十四年九月十八日、予定日どおりに娘「える」が誕生しました。生まれてすぐにはミルクを飲まず、入院する困難もありましたが、のんびりでも懸命に生きようとする姿を見て私たちは成長を祈るばかりでした。
そんな時、両親から健やかな成長を願い、初節句のお雛様をプレゼントしたいとの提案があり、年明けすぐに荒川区の吉德さんの展示会へ行きました。
自分にお人形の良さが判るのかと不安でしたが、ベテランの販売員の方が製作のこだわりを丁寧に説明してくださり、ついにはどれも素敵で迷ってしまい、なんと、三回も通ってしまいましたが、凛とした姿が気に入り全員一致で「立姿雛」に決定しました。
初節句を迎え、娘はマイペースでも順調に成長するように守られていると感じています。
(母・相葉 絵理子 記)
すてきな雛人形
東京都武蔵野市
山下 真央(やました まお)ちゃん
(平成二十四年九月二十七日生)
昨年九月に、元気な産声をあげて生まれてきた真央。「真っ直ぐな心で、人を惹きつける魅力的な女性に育ってほしい」という願いを込めて名付けました。
そんな娘の初節句には、素敵な雛人形を選んであげたいと思い、姉と叔母とともに浅草橋へ行きました。最初に入った吉德さんで小出愛さんの作品に目がとまり、眺めていると店員の方が丁寧に説明してくださいました。優しく微笑むお顔に気品ある色柄の衣裳、桜の描かれた屏風も素敵で、優しさ溢れる雰囲気が印象的でした。その後、他の人形店も巡りましたが、何体もの人形を見た中で一番心惹かれたそのお雛様を頂くことにしました。
三月三日には両家が集まり、お雛様と一緒に楽しく幸せな時間を過ごすことができました。素敵な雛人形を贈ってくれた両親にとても感謝しています。これからもお雛様と共に娘の健やかな成長を見守っていきたいと思います。
(母・山下 有希子 記)
すてきな初節句
埼玉県ふじみ野市
仲 杏純(なか あすみ)ちゃん
(平成二十四年十月十六日生)
平成二十四年十月十六日に長女、杏純が誕生しました。正期産まで薬を服用したりと色々ありましたが、二五○○gで小さめながらも元気に生まれてきてくれました。年明けに雛人形を見かけて、色々な商品を見るために浅草橋まで行きました。一番最初に吉德さんへ行きましたが、最終的に私達夫婦の好みであった吉德さんで購入させて頂きました。偶然にも、親子二代で吉德のお雛様です。
家では両方を並べて飾ることはできませんが、自分が見なれたお雛様に少し似ている感じです。初節句当日は、両親たちも呼んで、賑やかにお祝いをしました。娘が健やかに成長し、いつか一緒にお雛様を飾るのが楽しみです。
(母・仲 由紀子 記)