絆(きずな)2013年版・第13号 その1

我が家のひな祭り

千葉県市川市
村田 桃萌(むらた もも)ちゃん
(平成二十三年一月九日生)


次女の桃萌は一月に生まれました。長女の時に「おひな様の購入は一月中でないと品揃えが少なくなる」と聞いていたので、翌年一月に長女の時にお世話になった吉德さんへ人形選びに向かいました。長女の時に両親から立派な段飾りの人形を贈って頂いたので、名前の札だけを新しく作ってもらえれば良いか、または新しく人形を購入した方が良いかと悩んでいた所、お店の人の「人形は、その子その子のお守りになるものなのです」との言葉で店内の素敵な人形を見てまわるうちに、段飾りとは違う趣のある「立姿雛」を見付けて、購入することにしました。おひな様が届き飾りつけると、姉妹並んでおひな様を指差して見たり、お話ししているのを見て、買ってあげて良かったと思いました。初節句には、主人の両親を招いて、ひな人形を囲んで楽しい時間を過ごすことができました。これからも、娘の健やかな成長をおひな様と共に温かく見守っていきたいと思います。
(母・村田 綾子 記)

ひな人形とお顔

東京都中野区
小川  浬世(おがわ りせ)ちゃん
(平成二十三年一月十四日生)


昨年一月に長女、浬世が誕生し、満一歳で待ちに待った初節句。雛人形の購入は、四年前の長男の初節句の際、店員さんの丁寧な説明に大満足した夫の一押しで、今回も吉德さんと決めていました。娘のために素敵な雛人形を…、との一心で、迷いに迷いながら“本命”を絞り込む中で重視したポイントはやはり「お顔」です。娘の将来と重ね合わせ、美しさ、優しさの中に凛とした品格が漂う「運命の一作」を求めて浅草橋本店に何度も足を運んだ結果、第一印象で気に入っていた人気女流作家、樋泉円さんの作品に決めました。色鮮やかな正倉院文様の絹のお衣裳が、綺麗なお顔を一層引き立てている点が特に目を引き、長男の鎧兜に続く素敵な出会いに感謝しています。購入時に“初対面”を果たした夫も「見れば見るほど美人さん」と大喜び。そんなお雛様に見守られながら、娘が内面、外面とも美しい女性に成長することを願っています。
(母・小川 英里 記)

笑顔を結ぶ夢の初節句

神奈川県横浜市
小泉 結愛(こいずみ ゆめ)ちゃん
(平成二十三年二月十六日生)


“結婚十年愛(め)に夢を叶えてくれて、私達を選んで生まれてきてくれてありがとう!”平成二十三年二月十六日晴れ。待望の第一子、結愛が誕生しました。たくさんの祝福を受け、見守られてスクスクと元気に成長しました。翌年明け早々、主人の両親が「結愛にお雛様を贈りたい」と言って下さったので、早速両親と一緒に吉德さんへ出かけました。そこで目を奪われたのは、春彩シリーズの可愛いお雛様。愛らしいお顔立ち、そして桜の花びらにのって舞い降りたような華やかなお人形たちに一目惚れ!花ひいなの「かわいい小さな夢とやさしい大きな愛を」の言葉にも感動し、それが結愛へ贈る想いにぴったりだったので、素敵な出会いに喜んで購入しました。初節句当日は両家揃って幸せな時間を過ごしました。吉德さんからの綺麗なお被布と、私の母が編んでくれた桃の花色のワンピースを着て、おしゃれをしてとてもうれしそうな結愛です。いつも温かく見守ってくれる両家の家族に感謝すると共に、これからも毎年、お雛様と一緒に娘の健やかな成長と幸せを願っていきたいと思います。縁あって我が家に届いたお雛様と娘の結愛へ。“家族の絆をより一層深く結んでくれて、笑顔いっぱい、優しい愛と夢をありがとう!”
(母・小泉 恵美 記)

真心の初節句

千葉県香取市
加久田 真心(かくた まなこ)ちゃん
(平成二十三年二月十八日生)


愛娘・まなこ。真心を持ち優しさあふれる女性に育って欲しい。そんな想いからつけられた名前です。我が家の雛人形探しのテーマはまさに真心でした。吉德さんの雛人形に一番心惹かれた私達は早速、モラージュ柏の吉德さんへ向かいました。優しい顔立ちに真心を感じ、また美しい西陣織のお衣裳には将来こんな着物を着てみたいという夢を見ることもできます。私も幼い頃女雛の衣裳に憧れを抱いていましたから、きっと娘も同じ気持ちを抱くようになると思い、お衣裳も重視して選びました。店員さんの丁寧な説明のお陰で最高に心惹かれる雛人形と出逢うことができ、いつか娘と一緒に飾ることが私の夢です。今、雛人形の前で「おひなさま」の曲のオルゴールを聴きながら体を揺らしている娘。とても微笑ましい情景です。
(母・加久田 光子 記)

すてきな初節句

東京都杉並区 
五十嵐 由葵(いがらし ゆき)ちゃん
(平成二十三年二月二十日生)


平成二十三年二月二十日、なんと予定日ぴったりに長女の由葵が生れました。二月の後半に生まれたこともあり、最初はお雛様を買う予定がありませんでした。しかし、年が明けお雛様のDMが次々と届くうちに「お雛様が欲しいな」と思うようになりました。通販ではなく実物を見て買いたいと思い、旦那と私の希望が一致して浅草橋の吉德さん本店に出かけました。沢山の雛人形に目移りし、なかなか決められないでいた中で、柿沼東光の木目込人形が目に留まりました。コロンとした可愛らしいお顔に渋めの衣裳が気に入り、その場で即決しました。ひな祭り当日は、娘用のケーキとちらし寿司を手作りして、ささやかながら家族三人でお祝いをしました。お雛様を眺めながらの楽しいひととき、無事に初節句を迎えることができました。吉德さんのお店に見に行き、このお雛様に出会えて本当によかったと思っています。 
(母・五十嵐 香 記)

みんなでお祝い初節句

神奈川県茅ケ崎市 
野口 和佳奈(のぐち わかな)ちゃん
(平成二十三年二月二十日生)


平成二十三年二月二十日、待望の長女・和佳奈が誕生しました。両家にとって初孫の娘は、私たち両親や周りから沢山の愛情を注がれ、元気にニコニコ育っています。初節句が近づいた頃、私の両親が「和佳奈にお雛様を贈りたい」と、人形店をあちこち探し歩いてくれました。そんな中、浅草橋の吉德さんに行った父が「お顔に気品があり綺麗だ」、母が「鶴の屏風が素敵」と二人で一目惚れしたお雛様に出会い、即購入を決めたそうです。わが家にお雛様が届き早速飾ると、話に聞いていた通りのとても上品なお雛様で、私たちも大変気に入りました。娘も綺麗なお雛様が気に入ったのか、興味をもって、よく眺めていました。三月三日は、娘の健やかな成長を願い、両家の家族が集まり、お雛さまを見ながらみんなでお祝いをしました。これからもお雛様を大切にし、毎年飾ってみんなでお祝いします。
(母・野口 望 記)

すてきな初節句

神奈川県相模原市 
中島 光優(なかじま みゆう)ちゃん
(平成二十三年三月一日生)


雛飾りを選ぶにあたり、これだけはと決めたことがあります。「お顔だけは妥協しない」。そして吉德の浅草橋本店で一組の雛人形に目がとまりました。優雅で品があり、優しい微笑みのお雛様のお顔は、どことなく娘に似ていて、眺めているだけで笑みがこぼれます。その他、雰囲気・衣裳・大きさなど、すべて良さそうです。それでも決められずにいた時、店員さんが背中を押してくれました。「お母様が一番気に入ったのがいいんですよ」そこなんです。私好みの古風で、落ち着いた雰囲気だったんです。娘は派手目が良いと言うかな?そんなことを考えていた時の一言でした。お陰で素敵な雛人形に出会えたと思っています。あと何回、皆で一緒に飾れるかわかりませんが、家族で雛人形を飾った思い出をつくりながら、このお人形たちと娘の成長を見守っていきたいと思います。ありがとうございました。
(母・中島 英理子 記)

すてきな初節句

神奈川県横浜市 
中村 百花(なかむら ももか)ちゃん
(平成二十三年三月八日生)


平成二十三年三月八日に、我が家に待望の長女・百花が誕生しました。予定日より七日遅れての誕生でしたが元気な赤ちゃんで、華やかなひな祭りの行事はとても楽しみでした。年が明け娘の初節句が近づき、ベビーショップなどに並び始めた雛人形を下見していましたがなかなか決まらず、雛人形といえば「顔がいのち」でしょうということになり、吉德さんのお店へ向かいました。お店では店員さんが丁寧に対応してくださり、優しい雰囲気を感じたお雛様が気に入り購入しました。初節句の日は、両親と楽しくお祝いすることができました。いつも温かく見守っていてくれる両家の家族に感謝すると共に、娘が強く優しく大きく成長していくことを願っています。これからもずっとよろしくね、お雛様。
(母・中村 千夏 記)

すてきな初節句

神奈川県川崎市 
一藤 咲空(いちふじ さら)ちゃん
(平成二十三年三月十一日生)


我が家に待望の女の子が誕生したのは、東日本大震災の5分前。当時は不安もありましたが、無事に初節句を迎えることができ、とても嬉しく思います。お雛様選びは、何軒か下見に行ったものの、なかなか決められず、トレッサ横浜店の吉德さんへ。数ある中で「花ひいな」が印象的でした。桜づくしの、優雅で気品のあるお雛様。見ていて心が和みました。また衣裳にも桜の刺繍が施され、手仕事で丁寧に作られているのが感じられます。お店の方も親切に対応して下さり、即決となりました。初節句の当日は、身内で楽しく過ごすことができました。いつも娘に愛情をたっぷり注いでくれる親族、そして何より、立派なお雛様を贈ってくれた両親に、とても感謝しています。本当にありがとう。これから毎年、娘の健やかな成長を祈りつつ、大切に飾っていきたいと思います。
(母・一藤 しのぶ 記)

大好きなお雛様

東京都新宿区 
梶川 志歩(かじかわ しほ)ちゃん
(平成二十三年三月十一日生)


日本中が忘れられない日に、我が家の待望の長女が誕生しました。目標に向かって一歩ずつ努力できる子にとの願いをこめて志歩と名付けました。志歩の初節句、「お雛様を用意するのはじいじ、ばあばの役目」と実家の両親は大はりきり。母と娘と私の三人で行った吉德さんへの下見で、母があるお雛様に一目惚れ。お顔も、お道具も、屏風も品があり、私もすごく気に入りました。後日、夫や父、私の妹も一緒に購入に出かけた際は、お店の方が丁寧に対応して下さり、納得のいくお買い物ができました。実際に飾ったお雛様に娘は大喜び。ぐずったり、機嫌が悪くてもお雛様の前に連れていくとご機嫌になる程でした。これから毎年、娘の大好きなお雛様と一緒に、その健やかな成長を祈りたいと思います。
(母・梶川 唯 記)

みんなでお祝い初節

東京都杉並区
太田 侑那(おおた ゆうな)ちゃん
(平成二十三年四月二十日生)


平成二十三年四月二十日、長女・侑那が誕生しました。我が家にとっては4歳年上のお兄ちゃんに続く第二子、そして初めての女の子の誕生です。年が明けて一月、両親とお雛様を探しに浅草橋へ行きました。人形専門店の老舗をいくつか見てまわり、一番心に残ったのが吉德さんの「江都みやび」。上品なお顔立ちと、お衣裳のやさしい色合い、そして金屏風でないところが我が家のインテリアともマッチすると思い、ちょうどその日が大安だったこともあり、両親がプレゼントしてくれました。三月三日は、両家の両親を招いての賑やかな初節句となりました。これからも毎年、娘が産まれてきてくれた事に感謝しながらそのすこやかな成長を祈りつつ、心新たにお雛様を飾り続けたいなと思っています。そしてもう少し大きくなったら、お雛様を選んだ時のお話、その時のみんなの気持ちも話して聞かせてあげたいと思います。
(母・太田 有香 記)