商品のお届けは2025年1月上旬以降になります。
初節句、ひな祭りのお祝いに雛人形はいかがでしょうか。
雛人形は、女の子の誕生を祝うとともに、その健やかな成長を祈って飾ります。
京雛作家 大久保寿峰作の雛人形
男雛の衣裳には天皇陛下のみが着用される黄櫨染桐竹鳳凰文(こうろぜんきりたけほうおうもん)の衣裳を参考にした正絹衣裳を、女雛には雅な色合いの正絹衣裳を着せ付けました。
このお人形の衣裳は大変手間の掛かる草木染め技法で染め上げ、着せ付けました。
箔押の金屏風、お人形の前に配した本金の三つ葉盛上げを施したお道具が、格調高いお人形をより一層引き立てます。
流行に左右されない歴史の重みを感じられる、本物志向の京雛作家・大久保寿峰による親王飾りです。
作家プロフィール
二世 大久保 寿峰(おおくぼ じゅほう)1970年、京都生まれ。
高校卒業後、有職京人形司であり、父でもある一世大久保寿峰の許で一子相伝の技を受け継ぐため、人形製作の道に入りました。
「変わらないものへの憧れ」を形にすることをテーマに人形作りを研鑽する傍ら異業種と「和」のコラボレーションを実行し、そこで培った様々な研究や技術を京雛の伝統工芸に生かし、全国の百貨店画廊に於いて発表を続けています。
1990年「源氏物語」の文章から忠実に起こした衣裳をまとう雛人形を発表。
2011年からは古代染色に挑戦し、3年の歳月をかけて平安時代の色彩の再現に成功して、古代染色衣裳の雛人形を発表。
伝統技術の基本を守りつつ、京人形界に新しい風を送り続けている、将来を嘱望された京人形司です。
飾り付けサイズ
・間口78cm
・奥行45cm
・高さ36cm
・人形サイズ:親王(男雛・女雛):京十番
・屏風:六曲 箔押金屏風
・お道具:唐草模様
別売りの三人官女や毛氈を使用するとより華やかにお飾りいただけます。