吉徳ひな祭俳句賞
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【「吉徳ひな祭俳句賞」歴代の入賞作品一覧 】
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雛飾りたる尉と姥白寿の間
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句座果てて月の嵯峨野の雛祭
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雛の句えらみえらみて古稀迎ふ
黒田 杏子
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おりがみの雛を抱いて眠る子よ
麻倉 遥(二五歳 巫女)京都府京都市
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ひな祭り家族みんなで雛を見る
坂口 友理恵(十七歳 高二)東京都・日本橋女学館高等学校
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石匠の石の七段飾り雛
植木 緑愁(農業)茨城県石岡市
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ひな祭りたえない笑顔響く声
小林 由季(十六歳 高一)長野県・豊科高等学校
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ひな祭り今年も一年ありがとう
田村 絢菜(十六歳 高二)東京都・日本橋女学館高等学校
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安らけき世にひな祭とこしなへ
武村 悦子(五九歳 主婦)高知県高知市
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今もなほ二人の母の雛飾る
辻内 三重子(六六歳 主婦)三重県桑名市
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雛かざる母の面影ひな祭
嘉本 芳子(七三歳 主婦)東京都練馬区
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雪残る山の駅舎の古雛
矢野 みはる(四九歳 主婦)東京都板橋区
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皆の顔やさしくなるや雛の家
小池 富美子(五七歳 主婦)東京都杉並区
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としごとに大人びてゆく雛のかほ
松村 敦子(六三歳 主婦)新潟県三島郡
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こまごまと母とその母雛飾る
山崎 秀雄(三十歳 会社員)埼玉県吉川市
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じいちゃんがかざり続ける祖母のひな
桐山 龍也(小四)兵庫県・篠山市立大芋小学校
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おひな様春をひきつれやって来る
北總 ひろ美(中三)東京都・日本橋女学館中学校
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ひなの間に集まって来て夕ご飯
岡田 真紀(小六)兵庫県・篠山市立大山小学校
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おひな様地球平和にしてください
大前 杏優(小三)兵庫県・篠山市立大芋小学校
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ひなまつりかぞくをみてるまもってる
中嶋 梨々香(小三)大阪府高槻市
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ぼんぼりがひなと私をつつみこむ
加藤 ひなの(小六)愛知県・安城市立丈山小学校
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ひなまつり家族みんなで歌うたう
宮川 悠衣(小五)愛媛県・八幡浜市立松陰小学校
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箱の中ひな人形は何思う
堂田 葵(十四歳)兵庫県宍粟市
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梅の花一輪散ったらひな祭
沓名 啓太(小六)愛知県・安城市立丈山小学校
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おひな様足はしびれてないですか
実原 彩奈(小六)長野県・阿智村立第二小学校
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平安の時よみがえるひな祭り
清水 理沙(中二)埼玉県・ときがわ町立玉川中学校
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ひな祭り今年もいっしょにがんばろう
菅 凌也(小五)愛媛県・今治市立岡村小学校
吉徳ひな祭俳句賞 2008年入賞作品
第二十四回「吉徳ひな祭俳句賞」は、おかげさまで応募総数四千三百七句の投句をいただきました。 この中から、一般の部十二作品、ジュニアの部十二作品を、選者 黒田杏子先生によって選出させていただき、ここで発表させていただきます。