吉徳ひな祭俳句賞
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【「吉徳ひな祭俳句賞」歴代の入賞作品一覧 】
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足摺の札所の寺の古雛
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雪の降る町つるをかの雛の灯
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雛の句選みて二十九年目
黒田 杏子
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雛飾る少女の貌は変わりゆく
半田 良浩 (三九歳 歯科医師)栃木県宇都宮市
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紙の雛飾る教室雛祭り
竹村 雄次(五二歳 教員)長野県飯田市
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祖母の家華やかにするおひなさま
横店 愛結美(十七歳 高二)東京都・日本橋女学館高等学校
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小さな手大きく広げ雛あられ
菅原 華(十六歳 高一)東京都調布市
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おひなさま未来の私見つめてる
徳永 優(十六歳 高二)東京都・日本橋女学館高等学校
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さよならと母は呟き雛納め
梶 政幸(四七歳 自営業)千葉県長生郡
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手の上で語り掛けつつひな飾る
長谷 喜美子(主婦)神奈川県川崎市
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いとしさに心やわらぐひなまつり
岡田 七海(十六歳 高二)東京都・日本橋女学館高等学校
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旧姓も遠くになりて雛の宵
小島 通代(六九歳 主婦)栃木県佐野市
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雛飾り幼き客を待ちにけり
岡本 幸江(八七歳 呉服商)山口県大島郡
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月明り白酒召されお雛さま
富永 さつき(六四歳 主婦)静岡県浜松市
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吹雪く夜に雛と百の母の来る
小林 ハル(六五歳 農業)新潟県上越市
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踏み出せるきっかけになれ雛まつり
長島 雄大(中三)青森県・佐井村立佐井中学校
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おひなさまあかりをつけてうたいます
わたなべ ことみ(小三)東京都・葛飾区立幸田小学校
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おひな様暖かい日にかざったな
根岸 寿行(中一)埼玉県・川越市立福原中学校
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ももさいたおかえりなさいおひなさま
池田 朱里(小四)愛媛県・八幡浜市立松蔭小学校
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おひなさまみんなにしあわせわけている
宮崎 駿(小六)兵庫県・篠山市立城北小学校
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おひなさまつらい時でも笑ってる
岩倉 春姫(中二)東京都・日本橋女学館中学校
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おひなさま月を見ている美しい
寺沢 あいり(小四)長野県・高森町立高森北小学校
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ひな祭り笑ったことが懐かしい
桜井 彩香(中一)福岡県・北九州市立大谷中学校
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おひなさまかざるとすぐに春が来る
山下 幸星(小三)兵庫県・篠山市立大芋小学校
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ひなまつり感謝の気持忘れない
吉澤 優香(中二)東京都・江東区立深川第四中学校
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折り紙の手作り雛もほこらしげ
桜井 波菜(中一)埼玉県・小川町立欅台中学校
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母さんがわらってかざるおひなさま
波多野 六花(小二)兵庫県・篠山市立大山小学校
吉徳ひな祭俳句賞 2013年入賞作品
第二十九回「吉徳ひな祭俳句賞」は、おかげさまで応募総数四千八百五十三句の投句をいただきました。 この中から、一般の部十二作品、ジュニアの部十二作品を、選者 黒田杏子先生によって選出させていただき、ここで発表させていただきます。