吉徳ひな祭俳句賞
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【「吉徳ひな祭俳句賞」歴代の入賞作品一覧 】
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雛の句選み選みて傘寿われ
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浄らかに寒し寂庵雛の間
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雛の膳ちちははのこゑ兄のこゑ
黒田 杏子
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もう逢へぬ母また逢へるお雛さま
斎藤 穂(八五歳 無職)栃木県那須烏山市
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惜しみなく月光纏う雛のかお
富田 敏子(八一歳 無職)東京都世田谷区
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耳もとで母に歌ひぬひなまつり
安達 美和子(六六歳 無職)東京都目黒区
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雛の間妣へ良縁告げる朝
飯田 多恵子(六二歳 主婦)山梨県笛吹市
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雛祭遊びし頃がいとほしい
宮嶋 トキ(九五歳 無職)栃木県那須烏山市
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絶え間なく村人の来て初雛
岸野 由夏里(四二歳 会社役員)京都府京都市
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笑み絶えず祖母と語らう雛の前
上原 有紗(十六歳 高校一年)東京都・日本橋女学館高等学校
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どの孤児も雛を守るぞ健気なる
小林 正太(二四歳 会社員)新潟県上越市
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雛まつり母よろこべばそれでよし
曽根 新五郎(六二歳 農業)東京都新島村
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みどり児の尻もちころり雛の宴
多賀 与四郎(七九歳 無職)栃木県さくら市
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飾らない抱いて眠る我の雛
片岡 茉莉亜(二二歳 女子大四年)香川県善通寺市
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雛の髪整えながら娘を思ふ
長谷 喜美子(七四歳 主婦)神奈川県川崎市
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おじいちゃんとひなを飾った最後の日
峯岸 愛梨(中学三年)埼玉県・小川町立欅台中学校
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ひなまつりの歌を歌うとなんだかワクワク
細い さき(小学ニ年) 東京都・葛飾区立幸田小学校
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おひなさまおだいりさまをすきですか
半田 響子(小学二年)栃木県・宇都宮市立富士見小学校
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飾る時胸が高鳴るひな祭り
大山 未奈(中学一年)東京都・開智日本橋学園中学校
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朝起きてひなだんの前で記念写真
河相 絢佳(中学一年)広島県・福山市立広瀬中学校
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ひな祭心の鐘がきらめいて
大橋 涼花(中学一年)埼玉県・川越市立福原中学校
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おひなさま上からのけしきどうですか
桜井 煌成(九歳)長野県・阿智村立清内路小学校
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ひな祭心の隅もおどってる
福嶋 啓樹(中学一年)青森県・むつ市立むつ中学校
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ひなかざりおうちにかざってきれいです
武田 琉那(小学一年)兵庫県・篠山市立城北畑小学校
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ひな人形一年ぶりにほほえんだ
武田 七穂(中学一年)東京都・江東区立第二亀戸中学校
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雛人形朝を迎えてかがやけり
高舘 響(中学一年)青森県・むつ市立むつ中学校
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おひなさま優しく見守る私の成長
森口 夏帆(中学三年)東京都・小野学園女子中学校
吉徳ひな祭俳句賞 2018年入賞作品
第三十四回「吉徳ひな祭俳句賞」は、おかげさまで応募総数4,777句の投句をいただきました。
この中から「一般の部 12作品」「ジュニアの部 12作品」の計24作品を、選者・黒田 杏子(くろだ ももこ)先生によって選句させていただき、ここに発表させていただきます。
【第三十四回「吉徳ひな祭俳句賞」入賞作品一覧の PDFはこちら】
【選者吟】
一般の部 入賞12作品・応募総数1,909句(敬称略)
【最優秀賞】
【一席】
【二席】
【三席】
【四席】
ジュニアの部 入賞12作品・応募総数2,868句(敬称略)
【最優秀賞】
【一席】
【二席】
【三席】
【四席】
黒田 杏子 先生 総評(直筆)【PDFはこちら】


