吉徳ひな祭俳句賞
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【「吉徳ひな祭俳句賞」歴代の入賞作品一覧 】
吉徳ひな祭俳句賞 2019年入賞作品
第三五回「吉徳ひな祭俳句賞」は、おかげさまで応募総数4,507句の投句をいただきました。この中から「一般の部 12作品」「ジュニアの部 12作品」の計24作品を、選者・黒田 杏子(くろだ ももこ)先生によって選句させていただき、ここに発表させていただきます。
【選者吟】
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法臘四十五の雛飾られし
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桃の日や瀬戸内寂聴筆一本
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雛納めしていきいきと法話の日
黒田 杏子
一般の部 入賞12作品・応募総数1,829句(敬称略)
【最優秀賞】
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雛飾る時浮かびくる未来かな
内野 義悠(三十歳)埼玉県所沢市
【一席】
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シングルマザー決意新たに初節句
公文 あかね 静岡県伊東市
【二席】
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明日嫁ぐ姉も手伝う雛納め
合志 珠希(十八歳 大学一年)横浜市磯子区
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美しき雛の言葉よ母娘
李 優紀 大阪市西淀川区
【三席】
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雛を出し娘を産んだ日を語る
塩田 友美子(三二歳 主婦)東京都江戸川区
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おひさまに伏し目がちなるおひなさま
早川 智恵子(七四歳 無職)新潟県上越市
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転勤族小さき雛様連れ歩き
鈴木 綾子(四五歳 主婦)大阪府泉南郡
【四席】
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朝起きて雛の顔みていってきます
田浦 梨央(高校三年)東京都・開智日本橋学園高等学校
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雛祭母似の揃ふ三姉妹
中村 梨枝(七四歳 パート)新潟県三条市
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深々と嬰眠りいて雛届く
鈴木 美江子(八十歳 無職)栃木県那須烏山市
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一度だけははと飾りし雛かな
菅谷 英美子(七七歳)北海道帯広市
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雛段に母の遺影をそっと置き
昆 清(七九歳 無職)新潟県新潟市
ジュニアの部 入賞12作品・応募総数2,678句(敬称略)
【最優秀賞】
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おひなさままもってください子どもたち
さとう あきや(小学四年)東京都・葛飾区立幸田小学校
【一席】
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朝起きて瞳に映った雛の顔
上里 麻尋(中学一年)東京都・開智日本橋学園中学校
【二席】
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うれしくてみんなが笑うひな祭り
稲田 陽斗(小学四年)宮城県・石巻市立蛇田小学校
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その年の私の心ひなの顔
石川 胡桃(中学二年)長崎県・佐世保市立祇園中学校
【三席】
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ひなまつりたのしみだからはやくきて
いまい あやと(年長組)新潟県・長岡市 恵和こども園
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古雛にはなしかけたる小さき我
伊葉 小夏(中学二年)愛媛県・東温市立重信中学校
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ひな人形動きたいのをがまんして
西羅 慶(小学四年)兵庫県・篠山市立城北畑小学校
【四席】
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ひなあられ祖父から毎年送られる
鎌田 絹子(中学三年)東京都・江東区立第二亀戸中学校
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おひなさま常に隣に好きな人
森本 清香(中学三年)東京都・小野学園女子中学校
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見る人に笑顔の魔法雛人形
田中 明日香(中学三年)青森県・佐井村立福浦小・中学校
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ひな祭あたたかい笑みに雪とける
岡野 丈司(中学一年)広島県・福山市立広瀬中学校
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朝起きてひな人形が目の前に
寺井 悠太(小学五年)東京都・葛飾区立幸田小学校