吉徳ひな祭俳句賞
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【「吉徳ひな祭俳句賞」歴代の入賞作品一覧 】
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奈良ホテルにて選びきし立雛
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選句して小学生の雛の句
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東京三月炎ゆる人炎ゆる雛
黒田 杏子
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膝そろへ雛見上ぐる姉妹
森山 恵(五五歳 翻訳家)東京都豊島区
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祈りこめ災禍の国に雛飾る
和田 千明(六十七歳 無職)和歌山県東牟婁郡
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手を振りし少女のわれや流し雛
毬矢 まりえ(五十六歳 翻訳・評論家)東京都豊島区
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あどけなき開戦年のわが雛
片瀬 敬子(八十歳)神奈川県横浜市
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りゅうぐうの砂や地球に雛飾る
鍬田 美奈子(六八歳 主婦)熊本県熊本市
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お雛様あなたも母の忘れ形見
田村 梓月(十七歳 高校二年)東京都・品川翔英高等学校
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飾る度雛に似てると祖母が言う
河野 愛実(十七歳 高校二年)東京都・開智日本橋学園高等学校
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嫁がせて大和に飾る姉妹雛
杉田 百合代(七十一歳 パート保育士)奈良県奈良市
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ささやかな雛を飾る古稀の春
安達 美和子(六十九歳 主婦)東京都目黒区
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胸の奥秘めし願いをひなに告ぐ
焼山 美羽(十六歳 高校二年)東京都・開智日本橋学園高等学校
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ぬるま湯で面拭きやる古雛
近藤 国法(七十九歳 無職)宮城県日南市
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雛様の視線を集め茶の稽古
久田 幹子(五十五歳 主婦)神奈川県川崎市
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桟俵花桃添えて流し雛
生田 理来(高校一年)東京都・武蔵野大学付属千代田高等学院
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ひなの間でねむった夢はあったかい
河辺 春(小学四年)京都府京都市
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雛人形飾る我が家にわく歓喜
小林 結菜(中学三年)青森県・むつ市立大湊中学校
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ぼんぼりの光で心が暖かい
佐藤 由渚(小学六年)東京都・葛飾区立幸田小学校
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祖父母の家久しぶりだねひな人形
山本 夏帆(中学二年)東京都・品川翔英中学校
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おひなさままもってくれてありがとう
まつむら しの(小学一年)東京都・葛飾区立幸田小学校
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年に一度みんなが輝くひなまつり
小門 七海(中学一年)東京都・練馬区立開進中学校
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町じゅうの心落ち着くひな祭り
辻󠄀 澪乃(中学一年)青森県・むつ市立大湊中学校
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ひなまつり見るたびみんな元気でる
下村 幸菜(小学五年)東京都・葛飾区立幸田小学校
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和室にて父組み立てるひな人形
北垣内 琉晟(中学二年)奈良県・五條市立五條東中学校
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ひな人形飾る前からわくわくだ
齊藤 華子(中学一年)東京都・開智日本橋学園中学校
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ひな人形家族みんなでおどりだす
松本 里心(小学四年)東京都・江戸川区立南篠崎小学校
吉徳ひな祭俳句賞 2021年入賞作品
第三十七回「吉徳ひな祭俳句賞」は、おかげさまで応募総数4,383句の投句をいただきました。この中から「一般の部 13作品」「ジュニアの部 11作品」の計24作品を、選者・黒田 杏子(くろだ ももこ)先生により選句させていただき、ここに発表させていただきます。
今回は黒田先生のご意向により 例年と異なり「一般の部 12→13作品」「ジュニアの部 12→11作品」にて選句させて頂きました。ご了承のほど お願い申し上げます。
【第三十七回「吉徳ひな祭俳句賞」入賞作品一覧の PDFはこちら】